休眠打破
今年の桜の開花って2週間くらい早いのではないでしょうか。
そして最近テレビの気象予報士が天気予報で
休眠打破という言葉をよく使うようになってきましたね。
その意味はこうです。
春に咲くサクラの花芽は、前年の夏に形成されるのです。しかし、それ以上、生成されることなく、その後、「休眠」という状態になっているのです。休眠した花芽は、一定期間、ぐっと低温にさらされることで、眠りからさめ、よ~し、春がきて温かくなったら開花するぞという準備を始めます。これを「休眠打破」といいます。
休眠打破は、この秋から冬にかけて一定期間、低温さらされることが重要なポイントです。
そして、春をむかえ、気温が上昇するにともなって、花芽は成長「生成」します。気温が高くなるスピードにあわせて、花芽の生成も加速します。生成のピークをむかえると「開花」することになります。
そして、春をむかえ、気温が上昇するにともなって、花芽は成長「生成」します。気温が高くなるスピードにあわせて、花芽の生成も加速します。生成のピークをむかえると「開花」することになります。
ですから暖冬だと、桜は寝ぼけたままで開花のスイッチが入らず、開花が遅れるのです。
今年は2月ずっと冷え込んだ時期が長かったのでスイッチが入って、3月中旬から例年にない気温上昇に桜の開花が進んだのです。
3月29日千波湖の桜を見た後に立ち寄ったところがここです。
私が札幌から茨城に単身赴任で引っ越して来て、最初の休みの日に勝田駐屯地の桜を見てブログアップした記事がこちらです。
そのときと比べても2週間ほど桜の満開が早いですね。
桜の写真を撮っていると駐屯地から自衛官がやってきて、建物などは写真を撮らないでくださいとのこと。
そんな機密性はあるのかな?と思いましたが、桜を撮るだけでしたので、わかりましたと返事しました。
それにしても勝田の駐屯地内は敷地内のまわりはソメイヨシノばかりです。
来週の4月8日(日)は桜まつりとして駐屯地内を一般公開するのですが、そのときはきっと葉桜でしょう。
ひたちなか海浜鉄道を桜をバックに記念撮影
この黒いうさぎラッピングは地元のクリーニングさんの宣伝です。
その後散策していると病院の前に鮮やかなピンクの桜を発見
何の品種の桜なのか?
休眠打破というのは桜だけなのかと思いの方いませんか?
じつはみんな知っているチューリップも休眠打破なのですよ。冬に咲かせるアイスチューリップも特殊な技法を使った休眠打破して咲かせています。
それでは私のwalking聖地 海浜公園へ次回行ってチューリップの開花が早いかどうか次の休みに確認してきますね。