ハマナス

桜やスイセン、チューリップの花の見ごろが終わり５月が開花の花となってきました。

今回紹介する花はこれ！

ハマナスです。

私は生まれも育ちも九州なので、ハマナスを知りませんでした。

初めて見たのは、北海道の札幌に転勤してからです。

近づくと甘い香りがして気分がよくなりますね。花が終わると赤い実がなって、ローズヒップティーにしたり、ジャムを作ったりします。

北海道の花なのですが、道産子はあまりハマナスを重宝としていません。バラの原種なので、トゲがあります。ですから敷地の門などの境界線などに植栽して、人が入ってこないようにしているところがありますね。

私は知らなかったのですが、ハマナスの太平洋側の南限は茨城県らしいですよ。

ハマナスは別名「Japanese Rose」と世界のバラ辞典で紹介されているくらい日本を代表するバラなのです。

全世界で３万品種を超えるバラの基をたどると、８種の原種バラにたどり着くそうで

その原種のバラのうち

ノイバラ

テリハノイバラ

ハマナス

の日本の原種ばらがヨーロッパに渡り、いろんな品種が生まれているのです。

この原種３つは茨城県に自生しています。茨城県の県名の“茨”は常陸國風土記に登場する原種バラのうばらの記述が由来らしいです。

へえ～勉強になりましたよ。

都道府県ランキング最下位の茨城県、実は深い歴史とおしゃれなところががあるのですね。